【事件の総まとめ】コインチェック、ハッキングされネムが奪われる!?
- コインチェックから多額のネム送金が確認される【時系列で解説します】
- ネムの価格は下落。80円台まで落ちる
- 今後のコインチェックの対応はどうなるか?
- コインチェックによる記者会見の内容
- 今後の保障について
- 仮想通貨投資家が行うべきリスクヘッジ3つ
コインチェックから多額のネム送金が確認される【時系列で解説します】
26日の深夜より、コインチェックからのネムの送金が始まり、最終的には580億円相当のネムが出金されたとのことだ。
(26日午前三時の時点でのネムのレートから換算した数字とのこと)
コインチェックは、26日の12時頃より、ネムの入金および売買を停止させる。
【NEMについて】
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月26日
現在、NEMの売買についても一時停止をしております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。https://t.co/caNpzT88ZO https://t.co/OgF910ol26
同日16時
コインチェックは日本円を含む全ての通貨の出金を停止した。
【お知らせ】
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月26日
現在、Coincheckで取扱のある全通貨(JPY含)の出金を一時停止とさせていただいております。NEMに関しては引き続き入出金、売買を一時停止とさせていただいております。https://t.co/caNpzT88ZO
同日17時
ビットコイン以外の仮想通貨の売買を停止した。
現在、BTC以外(オルトコイン)の売買を一時停止しております。大変ご迷惑をおかけしてりますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。https://t.co/caNpzT88ZO https://t.co/awBB69xZcN
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月26日
同日18時
コインチェックへの入金が停止された。
これで全ての通貨の入出金、および売買(BTC以外)が停止し、基本的なサービスが利用できない状況となる。
お伝えしております対応に続き、現在、クレジットカード、ペイジー、コンビニ入金による入金が一時停止しております。また、詳細の公表等につきましても現在準備を進めております。お時間を頂戴しておりまして申し訳ございません。何卒、よろしくお願い申し上げます。https://t.co/caNpzT88ZO
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2018年1月26日
ネムの価格は下落。80円台まで落ちる
本日のネム pic.twitter.com/fJ0snhXIR7
— ムルソー@仮想通貨ブロガー (@_murusou_) 2018年1月26日
13時を過ぎた頃より、一気に降下しております。
まぁ当然ですね。
コインチェック社が金融庁に詰められてる間に、NEM財団自体がハッキング喰らって資産流出した件を認めちゃったよw
— 山本一郎(やまもといちろう@告知用) (@kirik) 2018年1月26日
It's unfortunate that coincheck got hacked. But we are doing everything we can to help. https://t.co/AH3lEDDG71
— Lon Wong (@2017Lon) 2018年1月26日
「コインチェックがハッキングされたのは不幸なことです」とのこと。
NemファウンダーLon Wong氏の発言です。
今後のコインチェックの対応はどうなるか?
コインチェック本社前での様子。
渋谷にいたのでコインチェック社の前通ってみたら、報道陣やらパトカーやらでただならぬ雰囲気出してる。 pic.twitter.com/NPtaf8WyYN
— さかがみ (@sakagami3) 2018年1月26日
コインチェック本社前の様子です。数時間前にビルのオーナーさんから「のちのち記者会見などが正式にある」ということで3階から外に出されたのですが、記者会見の時間・場所は現時点でわかりません。
— BusinessInsiderJapan (@BIJapan) 2018年1月26日
外にいると、ちらほらと「カネ返せー!」の声が聞こえてきます。(西山里緒) pic.twitter.com/N7W9dKbT7I
コインチェックによる記者会見の内容
【Coincheck会見まとめ】
— 玲奈@丸の内OL仮想通貨ブログ (@reinabb3) 2018年1月26日
・5億2300万xem(580億円相当)が盗まれた
・被害顧客数は調査中
・原因は不正アクセス
・全部ホットウォレットで保管してた
・NEMの保証も検討中
・取引履歴は残ってる
・抜かれた送金経路を調査中
・他のコインに関しても調査中
・ハードフォークはNEM財団にすでに断られた
Coincheck会見まとめ
— 立花理香(30) (@razokulover) 2018年1月26日
・5億2300万xemが盗まれた
・被害額は580億円相当
・原因は不正アクセス
・全部ホットウォレットで保管してた
・NEMの保証も検討中
・取引履歴は残ってる
・抜かれた送金経路を調査中
・他のコインに関しても調査中
・社長が泣きそう#Coincheck #XEM
これ以上は情報は出てこないな
— 大河内薫@㈱ArtBiz代表/税理士/仮想通貨/VALU/アフィリ/ANAマイル/KL半移住計画中 (@k_art_u) 2018年1月26日
まとめ
朝3時ハッキング気づいたの11時半
被害額約580億円(NEM
ホットウォレットで管理
保証検討中
取引履歴はある
記者のレベルは低い
記者もかわいそうだな
大塚さん頑張れ
ホットウォレット管理はちょっと言い訳できないな#コインチェック #XEM #NEM #Abema
【CC会見まとめ】
— タキオン (@wing_tachyon) 2018年1月26日
・11時25分に580億円分の
XEMの不正出金を検知
・XEMはホットウォレットで管理していて、顧客資産
・保証は考えているが全て検討中
・XEM以外の資産は保全されるかも未定
結論:情報なし、値動きもなく市場は織り込み済み
僕も記者会見みていました。
偉そうな態度で、同じこと何べんも聞く不勉強な記者にムカついたので、途中から見るの止めたんですが
見ていた範囲で、内容をまとめます。
コインチェック では、一定の量の資金の動きがあれば、アラートか何かが鳴るように設定されていたようですね。
前述したように、深夜から資金の移動があり、コインチェックがそれに気づいたのが深夜3時。
顧客の資産はホットウォレット つまりネットに繋がった状態のウォレットにて管理されていたとのことです。
一応解説します。
— ムルソー@仮想通貨ブロガー (@_murusou_) 2018年1月26日
ホットウォレットというのは、ネット上にある仮想通貨のお財布であり、一方コールドウォレットは、ネットから遮断されたお財布です。ハードウォレットやペーパーウォレットが、コールドウォレットに該当。
コインチェックでは、顧客のコインをホットウォレットで管理してたようですね
然るべき対応はすべきだけど、イジメみたいに見えて速攻配信見るのやめて、アプリも消した。
— タク@仮想通貨&プロブロガー (@TwinTKchan) 2018年1月26日
なんだか、最近は「ミスした人を叩けばいい」みたいな風潮で怖いな。
もっと寛容に見守ってくれる人が増えればいいなと思いながら寝ようと思う。
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今後の保障について
被害総額は、仮想通貨史上最大規模!?
ハッキング被害ランキング
— $lqfc (@liquidfunc) 2018年1月26日
1. 2018年 Coincheck - 440億円
2. 2014年 MtGox - 385億円
3. 2017年 NiceHash - 88億円
4. 2016年 Bitfinex - 79億円
5. 2016年 The DAO - 77億円
6. 2017年 Parity Wallet - 33億円
7. 2015年 Bitstamp - 5億円https://t.co/YtEEBBXvNN
被害総額で言うと、かのマウントゴックス事件を超える規模のようです。
仮想通貨史上というより、人類史上最大規模の盗難事件ではないだろうか。
それに対する保証はあるのかどうか?
今後の保障について
事件の二日後、1月28日よりコインチェックより発表がありました。
総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間 : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額 : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。
重要なことは、以下の4つですね。
- でも、返金はネムでなく日本円
- レートは1XEM辺り88円換算となる
- いつ返金してくれるかは不明
このコインチェックの対応には賛否両論ありますね。
コインチェックを応援するという方々の意見
みんなでコインチェック応援しない?あれだけ男気見せてくれてんだよ。私もチャートチェックや価格表公開は全てCCでやらせてもらってきた。売却も購入もずっと世話になってきた。具体的には出金を焦らないこと。今後も使ってあげること。詰めるのをやめること。詰めてるやつがいたらしばくこと。OK?
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年1月27日
これはどうしても言いたかった。
— 愚痴を言うが正論でもある。2018年末にオフ会します。 (@erabude) 2018年1月29日
コインチェックの件でネムが強制利確されて怒ってる人もいるだろうけど、帰ってこなくても怒るのでしょ? キレる場所を探してるだけだ。
無理矢理にでも納得して前を向かないと次へ進めないよ。
勝ちを得たいのであれば経験として捉え、次で取り返そう。
ネム保有者の方本当に良かった!そしてコインチェックの何とも素早い対応に素晴らしいと思いました!これまだ昨日の会見から1日も経過してないのですよ。正に凄いと思います。とりあえずCCは今後これを教訓により良い環境を整え益々頑張ってほしいです!!
— 🐱Apple林檎🍎秘書-🔰仮想通貨 (@Applesecretary9) 2018年1月27日
コインチェック許せないという方が他の意見
あー、そー、これこれ笑
— トレーダーペカチュウ@仮想通貨&FX (@pekatyu777) 2018年1月30日
そもそもネムを顧客の意図なく88円で利確して、人によっては強制的に納税義務が発生されるって状況が明らかにオカシイ
まず第一に、財産権の侵害に該当しうる。それをコインチェックの免責事項で免れることができるのかどうかというのは数ある争点の中の1つ https://t.co/3qGXCFukBo
#コインチェック
— 榊田 ゆう 34才 南都 (@LxCXOrn3AmC18er) 2018年1月30日
擁護派の方の理解ができない。
ハッカーが100%悪いと言う方もおられます。
今日の新聞の記事です。↓
私も、コインチェックが悪いと思います。
そして、ネムで返して。。。 pic.twitter.com/N7Pj5AL6tc
でもやっぱりネムのホルダーはかわいそう!というか底値での日本円返還はやっぱりおかしい。なぜそこケチるかなー。未曾有の利益のコインチェックさん。最後詰め甘いよ。ネムで返そうよ。
— Ai@仮想通貨【暗号通貨】 (@crypto_nori) 2018年1月28日
仮想通貨投資家が行うべきリスクヘッジ3つ
さて、今回の事件を通し、取引所に仮想通貨を大量に置いておくことに対し不安を感じる方が増えたことと思います。
それも含め、僕ら個人投資家ができるリスクヘッジをしていく必要があります。
要するに、「普通に暮らしているだけでも、第三者の悪意によって自分の資産が狙われることがありえる」ということです。
では、僕ら投資家が手軽にできる資産のリスクヘッジを考えましょう。
これは、仮想通貨以外の金融商品、例えば株式や投資信託などにも同じことが言えます。
資産を分散する
●複数の取引所を利用する
一つの取引所に、大金を預けないようにしましょう。
まぁ、「仮想通貨を、円換算で1万円分しかもってません」という方なら、一つの取引所だけでも良いと思いますが、そうでない場合、取引所は複数開設しておき、資産を分散しておくと良いと思われます。
そうすることで、どこかの取引所でトラブルが起きても、ダメージを軽減できます。
●取引所内でも、一つの仮想通貨に偏って投資しない
よほど単独の銘柄に期待している場合はともかく、そうでない方は複数の仮想通貨に資産を分ける方法をおすすめします。
例えば1万円もってて、コインチェックの口座を持っているなら、ビットコインに全部の資産を振るのではなく、複数の仮想通貨に振り分けるのです。
ビットコイン2千円、イーサリアム2千円、ネム2千円、ビットコインキャッシュに2千円...といったように、仮想通貨内でも分散投資は行えます。
●取引所以外も利用する
もちろん、仮想通貨取引所にこだわらず、自分でウォレットを持っても良いと思います。
もう一つオススメなのは、ハードウォレットです。
僕らが普段使ってる仮想通貨取引所や、アプリ上にあるウォレットのことをソフトウォレットと呼ぶのに対し、
こういった道具をハードウォレットと呼びます。
USBでパソコンに接続し、この道具の中にビットコインないしはイーサリアムを保管することが出来ます。
こうして一つの道具に入れてパソコンから取り外せば、完全にネットからは遮断されるので、この道具そのものが盗まれたりしない限りは安全ですね。
余剰資金でやる
仮想通貨は、値動きがとても荒い上、利益や元本を保証するものではございません。
一攫千金を狙うような、ギャンブルで利用するのは避けたほうがよろしいかと思います。
よほどお金に余裕のある方は別ですが、そうでない方は、余剰資金で仮想通貨投資をしましょう。
情報収集する
仮想通貨市場は、株や投資信託と比べるとまだまだ発展途上であります。
ちょっとした情報に左右されます。
今日だって、ネムが大きく下落してますし、それに煽られたのか他の銘柄も下落してますね。
情報は武器です。
自分の身を守るためにも、仮想通貨投資をする方は、最新情報を常に把握できるようにしておく必要があると思われます。
仮想通貨の相談対応します 3か月で資産を11倍にした仮想通貨投資家が、お悩み解決します